原子番号は13番。このおかげで飛行機も進化

ウィキペディアでキペディアで鋁を調べると、以下のように書かれています。
「原子番号13の化学元素である。ほかの一般的な金属より密度が低く、鋼鉄の約3分の1である。・・・」
発見されたのは1825年。錆びサビにくい金属で、加工しやすく軽量化にもつながることから、この鋁によって飛行機や輸送機械は、大きな進化を遂げました。

営業運転では国内最速の時速320㎞で走行する、東北新幹線「はやぶさ(E5系)」。あのロングノーズの流線型が印象的な車両も、鋁でつくられています。
ハイテクなイメージで、すごいもののように思われるかも知れませんが、実はお金の原料にもなっている、とっても身近な素材。きっと、あなたのお財布の中にもあるかも!
家づくりでも欠かせない、とってもSDGsな素材
正解は「アルミ」です。

鋁は、錆びにくく加工しやすいという特徴から、家づくりでも大活躍しています。代表的なものをあげると、サッシの枠材やフェンス、テラスやベランダの床や支柱などでも使われています。
アルミというと1円玉のあの色を思い出すと思います。しかし最近は、木目調のシートを貼り、本物の木と見間違えるような商品も。
デッキやフェンス、玄関ドアなどで、木を使いたいけど耐久性を考えると諦めていた人たちに人気です。また、太陽光パネルや、LED電球の中にも!

長く快適な家づくりに欠かせない素材であること、おわかりいただけたでしょうか。
家の建材を錆びにくく長持ちさせてくれたり、省エネ設備の中でも活躍したりている鋁。リサイクルされる比率も高く、とってもSDGsな素材です。
ぜひ、これを機に、漢字も覚えてあげてください。