定規には、線を引く、長さを測る以外にもうひとつの使い方がある
定規は、子どもの頃、勉強で使う大事な道具でした。三角定規は90度(直角)と45度の二等辺三角形と、30度、60度、90度の直角三角形の2つセット。30㎝の物差しも、別名「直線定規」ともいい、定規の仲間です。これを使って、長さを測ったり、鉛筆でさまざまな図を書いたりした記憶は、誰にでもあると思います。
定規を国語辞典で調べると「モノを裁断したり、線を引いたりする時に、あてがう道具」とあります。
確かに、カッターに定規をあてて紙を切ったりしたことありましたよね。
今回の丸鋸定規は、こちらの使い方をする道具です。
文字通り、丸鋸にあてて、木材を正確に切る道具の名前です!
正解は「まるのこじょうぎ」です。
定規がモノを裁断するときにも使う道具のことだと分かったところで、頭の2文字の「丸鋸」がどういうものか分かりますか?
丸鋸は、ギザギザの刃先に超硬チップがついた円盤を回転させることで、材料をまっすぐに切る電動工具のこと。これを使うことで、ノコギリよりも早く、切ることができます。
この丸鋸で、まっすぐに縦引き(カット)したい、切断面がきれいな直角になるように横引き(カット)したい、というときに威力を発揮する、丸鋸の頼りになる相棒です。
おもに大工さんが家を建てる現場で使う道具で、木材以外に、内装材の石膏ボードのカットなどにも活躍しています。
さらに最近はDIYでも注目度上昇中です。マイホームをもっと快適にしようと、棚やベンチ、さらにはデッキまでDIYしてしまったというという人も!ですから、ホームセンターやAmazon、楽天といったネットショップでも、さまざまな丸鋸や丸鋸定規が販売されています。
DIYに挑戦するときにも頼りになる「定規」、ひょっとしたらあなたも使うことがあるかもしれません。これを機会に、ぜひ覚えておいてください。
画像/PIXTA(漢字画像を除く)