TOP よみもの 連載 「沓摺」読める?部屋の冷暖房の効きをよくしてくれて、音の漏れも防いでくれています

「沓摺」読める?部屋の冷暖房の効きをよくしてくれて、音の漏れも防いでくれています

時代劇で長谷川伸の名作に『沓掛時次郎』というのがあります。沓掛は 旅人などが、道中の無事を祈願して道祖神に草鞋(わらじ)や掛けて手向けること。でも、この沓掛は家の中の話です、さて、なんと読むでしょう?

きっと、毎日その上を歩いているはず!

沓摺の場所
もし、いまテレワークや休みで家に居たら、部屋でも玄関でもいいのでドアのところに行ってみてください。

ドアが閉まったときに接する下の部分、ぷっくり膨らんでいませんか? それが沓摺です。

ドアの下からスースーすすき間風が入らないよう部屋の気密性を高めたり、音漏れを防いだりと大活躍!地味だけど、日夜しっかり仕事してくれています。

熱い夏も、沓摺が快適な部屋にしてくれている!

エアコンがよく効くのは沓摺があるから!

正解は「くつずり」です。

暑い夏、寒い冬、部屋を快適にするためには、断熱がポイントです。近年、窓の断熱性のが注目されていますが、ドアもうすき間だらけでは、部屋は快適になりません。そのドアと床の間の部分をガードしてくれているのが沓摺です。最近は、バリアフリーの発想や、24時間換気の義務化のなか、ちょっと旗色が悪くなっていますが、いい仕事してくれています。

玄関の沓摺

この沓摺、実は部屋のドアの下だけではなく、玄関ドアの下にもあります。こちらは、雨が吹き込んだり、水が入ってきたりしないよう、ガードしてくれでいるのです。

暑い夏も冷房、冬の暖房がちゃんと効かせてくれていて、家を風水害からもガードしてくれている沓摺。これを機会に、ぜひ覚えておいてください。
画像/PIXTA(2、3枚目)

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書き手:鈴懸

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