アイランドキッチンや2列型キッチンの人気が高まる中、再度注目を浴びつつある「L型キッチン」。
なぜ、再び注目されているのでしょうか。
以前は、ある程度ゆとりのあるキッチンスペースにL型キッチンをスペックすることが一般的でしたが、最近では狭小住宅やマンションリノベーションなどの導入事例も増加傾向にあります。
L型キッチンは、設置する方向によって独立型や、一部を対面式にできたりと可変性に優れたキッチンであること、そして限られたスペースを余すことなく有効活用するプランニングが増えてきたことが、その理由として挙げられます。

L型キッチンをスペックする上で、押さえておきたいポイント
L型キッチンは、カウンタートップの作業スペースが広くとれ短動線であること、また90度体をひねる動きで、作業効率よく調理をすることができる魅力的なキッチンです。
その反面、L型形状の特性上キャビネットのコーナー奥がデッドスペースとなってしまう為、フラット形状のキッチンに比べると収納量が減少気味になります。また、奥まで収納を作ったとしても取り出しにくく、結果使いづらいという声もよく耳にします。
デッドスペース部分をどう工夫するかが、L型キッチンをスペックする上で重要なポイントになります。




コーナー部の代表的な活用方法
コーナー部のデッドスペース活用方法は、主に2つのタイプに分けることができます。
1つ目は、カウンター下をオープンにした、【フルオープンタイプ】。2つ目は、キャビネットに金物を使い、機能を持たせた【コーナーユニットタイプ】。それぞれの特徴をご紹介します。

【フルオープンタイプ】
コーナー部をフルオープンにし、床面との段差をなくすことで、ゴミ箱やワゴンを収納したりと、多用途な使い方ができます。

【コーナーユニットタイプ】
金物の機構により、奥に収納したものも取り出しやすく、また出し入れもスムーズに行うことができます。
「取り出しにくい」を解消!
おすすめのコーナーユニットアイテム3選
今回ekrea Partsでは、そんなL型キッチンの「取り出しにくい」を解消できる、3種類のコーナーユニットアイテムをご紹介します。
【TYPE 1】 1/2回転トレー





【TYPE 2】 3/4回転トレー

2段の3/4円状の棚がついたコーナーユニットです。扉と本体が連動して回転する、インセット用(Φ820mm)と、扉と本体が独立したアウトセット用(Φ720mm)の2種類をご用意しています。左右どちらからでも回転することができ、正面部で止まるようストッパー機能も搭載しています。




【TYPE 3】 ekreaコーナーユニット




