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銀座の地に20年。幅広い年齢層の方々に愛され続けているコーヒー専門店 丸市珈琲さん

東京メトロ・丸の内線の銀座駅改札からほど近く、銀座ファイブの地下一階にある丸市珈琲さん。地下におりるとすぐ目に留まる、ガラス張りの明るいお店です。

店内に入ると壁一面に並んだコーヒー豆と紅茶、フレーバーティーのディスプレイがずらりと並んでいます。綺麗に陳列されており、種類ごとに説明が分かりやすく書かれていました。1つ1つ読んでいるだけでも楽しいです。
丸市珈琲さんは、もともと20年前より神奈川の名店、炭火焙煎珈琲 南蛮屋銀座店としてこの地にオープン。ボランタリーチェーン「南蛮屋銀座店」を経て、2019年に屋号と業態を変え「丸市珈琲(マルチコーヒー)」としてリニューアルオープンされたそう。
「以前は30~70代の常連のお客様が多かったのですが、リニューアル、さらには新型コロナウイルス感染症の影響もあり、銀座の街の人の流れが変わり、最近では20代~40代のお客様も来てくださるようになりました。」と語るオーナーの市川さん。
Amba(アンバ)導入のきっかけは?

そんな丸市珈琲さんですが、リニューアルによって、コーヒー豆の販売だけでなく、テイクアウトやイートイン、さらにコーヒー教室もできるようにと業態の幅を広げることに。
店舗の内装は、インテリアコーディネーターの杵家里紗子さん(@kineya.risako)に依頼。杵家さんには「お客様にカウンターで、ゆっくりおしゃべりしながらコーヒーを楽しんでいただきたい。そのためのスツールが欲しい。」という要望をお伝えしたそうです。その要望を叶えるべく、お店の雰囲気に合うスツールを探していく中で、Amba(アンバ)を候補の一つとして選定したことが、導入のきっかけになったそう。
候補理由として、
・シンプルながら、曲線や脚の角度などディテールが綺麗
・長く座っても疲れないクッション座面
・汚れても簡単にファブリックが変えられるため、お店での使用にもおすすめできる
・木部のバリエーションがあり、明るい白木の色合いがお店の木部とも相性が良い
というAmba(アンバ)の特徴を挙げてもらい、いくつかあったスツール候補の中から、最終的に市川さんがAmba(アンバ)を選定してくださいました。

テーブルの高さは、厨房側が850mm、客席側が900mmと高さにあえて差を設けており、バーカウンターのように高くなりすぎず、ドリップするのにちょうどよい高さ、座ってもちょうどよい高さでの設計になってているそう。
高さ850mmの一般的なキッチンカウンターに合うよう設計されているAmba(アンバ)ですが、900mmの高さでもまったく問題なくご使用いただいておりました。
実際の使い心地とメンテナンスは?

常連のお客様も多くいらっしゃる丸市珈琲さん。なかには2時間ほど滞在されていることもあるんだとか。座りやすい、長く座っていても疲れにくいとお客様からの評判もいいそう。

「木部は、キズ防止のコーティングもしており、ファブリックは脱着ができるので何回も洗って清潔に保っています。」と、市川さん。脚部分には保護キャップも取り付けていて(別途)、こまめなメンテナンスも行き届いています。大切に使用してくださっている様子がうかがえます。
本格コーヒーが味わえ、コーヒーの専門知識が学べる贅沢な空間

取材当日は、炎天下だったのですが、コロンと丸い器に入れていただいたアイスコーヒーは、とても美味しく格別な味わいでした。見ても癒され、飲んでも癒されました。
「YouTubeやSNS等で多く出回っている情報は、合っているところもあれば、そうでない部分もあって、来て下さるお客様には、そうした誤解を解くところからスタートするんです。」と語ってくださった市川さん。こちらからコーヒーに対する疑問を投げかけると、噛み砕いて真摯に分かりやすく説明してくださる姿が、非常に印象的でした。
今回はそんな、実店舗で直接専門的なアドバイスがいただける、コーヒー専門店丸市珈琲さんでのAmba(アンバ)使用の取材レポートでした。
住宅だけでなく店舗にも使えるAmba(アンバ)。是非参考にしてみてください。

家具職人とのコラボレーションした、木製ハイスツールAmba(アンバ)。
今回丸市珈琲さんでご使用いただいている仕様は、樹種がホワイトビーチ(後継品:ビーチ)、ファブリックカラーはグレーです。
■取材協力/丸市珈琲(マルチコーヒー)
オーナー:市川 永典さん
